コラム > 「エントリーシート(ES)を書く際に気を付けたい"たった一つ"のこと」その②



「エントリーシート(ES)を書く際に気を付けたい"たった一つ"のこと」その②

このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちはしょうです。

前回書いた「エントリーシート(ES)を書く際に気を付けたい'たった一つ'のこと」その①の続きを書きたいと思います。

 

前回ご紹介したエントリーシート(以下、ES)を書く際のコツは非常にシンプルです。

ずばり"結論を意識する" これだけです。

 

今回は実際にESの出題形式に沿って具体的なコツを掴んでみます。

お題と回答例(仮にA君が書いたとしましょう)を確認、解説で改善すべき点を指摘…という流れで進んでみましょう。

 

ESの書き方

 

ES

 

あなたが学生時代に成し遂げた中で誇りに思っていることを教えてください。

 

A君のES回答例

 

私は経済学研究室に所属していました。

2年生から4年生までがゼミで所属するその研究室では縦の繋がりが弱く、授業や研究発表以外で所属学生が集まることはほとんどありませんでした。

そのため疑問点や相談したいことがあっても中々教授以外には聞けず、個々人の発表のレベルにも大きなばらつきがありました。

私はそれではいけないと思い、今まで4年生になった際にゼミ長に立候補して、毎月月初に交流会を開いたり、毎週火曜放課後に質問の時間を設けて自分は必ず参加するようにしました。

最初は面倒くさがって参加してくれる人は少なかったものの、粘り強く声をかけ続けることで徐々に皆も参加してくれるようになり、私が卒業する頃には気軽にお互いに声を掛け合える環境になっていました。

そのお蔭で所属していたゼミの人気も上がり、定員オーバーするまでになりました。私はこの経験から粘り強く行動することの大切さを学びました(389文字)。

 

ESの解説

 

皆さんは上記のような回答例を見てどう思うでしょうか。

文章に大きく変なところはないですが、少し煩雑な印象が否めず要点が伝わりにくいと私は思います。

企業の採用担当は多い人では何百枚というエントリーシートを見るので、煩雑でわかりにくいものは頭から飛んでしまいます。

出来る限り簡潔に要点をわかりやすく伝えられると目に留まりやすくなるし印象にも残りやすくなります。

 

さぁそれでは本題に立ち返って"結論を意識"した文章を書いてみましょう。

そのためには今回伝えたい結論を考える必要があります。

 

A君が伝えたかったのは、、

 

・ゼミ長になったこと?
・研究室の仲が良くなって交流が活発になったこと?
・研究室の人気を上げたこと?
・粘り強く行動したこと?

 

どれも当てはまりそうですね。

実はこれこそが一番問題です。

 

上記、400文字弱もの文章量になるのに今一A君の伝えたかったことがはっきりしないんですね。

すると採用担当は「結局。誇りに思っているのは何?」となってしまいます。

 

どのように書けば結論が上手く伝わってわかりやすい文章になるのでしょうか?

そこで仮に結論を「ゼミの交流を活発にした」というところにおいてESを書き直してみましょう。

 

A君のES回答例:結論「ゼミの交流を活発にした」を意識したバージョン

 

私は所属していた研究室内での交流を活発にしたことを誇りに思っています。

私の所属していた経済学研究室では交流は必要最低限のみで、先輩に相談や質問をすることもあまり出来ませんでした。

そのため研究室に所属する学生のレベルもバラバラで、人気もあまり高くありませんでした。

それに危機感を感じた私は4年になった際に自らゼミ長に立候補し、積極的に制度面や雰囲気の改善に励みました。

交流会や質問会を定期的に開催して自ら積極的に参加し、粘り強くその重要性を訴え続けました。

最初はあまり乗り気ではなかった他のメンバーも徐々に協力してくれるようになり、交流が活発化、ゼミの雰囲気は大きく改善しました。

今では学内での評判も良くなり定員オーバーするほどの人気になっています。

私は積極的かつ粘り強く行動し、交流の活発なゼミを作り上げられたことに誇りを持っています(375文字)。

 

再度ESの解説

 

字数は大きく変わりませんが、分の構成が大きく変わりましたね。

ポイントを2つに絞って解説していきましょう。

 

①結論を最初と最後に持ってくる

 

しつこいようですが、"結論を意識する" これが大事です。
そのために文頭と文末には"結論"を意識して書くようにしましょう。

冒頭で結論を意識させて~の関して書いてあるんだなとわかると読みやすいESになりますし、文末で出張を繰り返すことでダメ押しの強調になります。

 

②"結論"以外の部分は何のために書いているのかを意識する

 

結論を文頭で伝えているのですから、極端な話、それだけでESを終えてしまってもいいわけです。

それでもあえて文章を続けるのは"具体例"や "背景"を説明することでより結論を補強するためと考えましょう。

 

ex.)

 

・私の所属していた経済学研究室では~

エピソード形式で導入を書くことにより読み手の意識を引き付けるとともに、結論に至った背景を説明している。

 

・それに危機感を感じた私は~

実際にどのようなアクションを起こしたことにより結論に至ったのかの説明。

具体例として出したアクション起こしたことが"研究室を活発にする"ことに繋がったことを説明する部分。

 

上記のように一つ一つの文章の意味を考えていきます。

その中で、意味があまりない(あっても結論とは話題が逸れる)とか、意味はあるけどやたらと字数の多い部分が出てきます。

 

そういった箇所を削ったり書き直したりしていくうちに無駄な文章が減り、全体的にすっきりとした印象になります。

こうやって文章を分解してみると、このESは下記のような流れで構成されていることが分かります。

 

冒頭の結論

導入やエピソード

アクションとその結果

文末の結論

 

これはある意味"起承転結"とも呼べるものです。

(起)まず結論を述べ、(承)それに対するエピソードを述べ、(転)エピソードの結果を再度結論に絡めて、(結)最後に結論を強調して締める。

結論を文章の核に添えて他の文章はそれを補強するパーツだと捉えれば自然と流れのある文章になるんですね。

 

 

ESの書き方:最後に

 

今回は"結論を意識する" というのをキーワードにエントリーシート(ES)の書き方を考えてみました。

たった一文のキーワードから随分と話が広がるもんですね(自分でもびっくりしましたw)

 

さてさて、ここまで読んでみたものの今一わかりにくい… 自身がない…というそこのあなたへ朗報です。

就活ナビでは現在、無料で就活相談受付中です。

ESの書き方でお悩みのそこのあなた、まどろっこしいことはいいから添削してほしいというそこのあなた。

 

こちらからどしどし質問しましょう!

それではまた。



written by しょう


Facebook で最新の就活情報をチェック!