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Q : エントリーシート(ES)の書き方を徹底解説!




企業選考の第一関門として頻出しているエントリーシート(ES)。
自己PRやこれまでの経験を踏まえ、上手く自分を企業の人にアピールしなければなりません。

中にはエントリーシート(ES)をどのように書けば良いのかわからない就活生や、もっと質を良くするためにどうすれば良いかを考えている方もいると思います。

本記事では、具体例を出しながらエントリーシート(ES)の書き方を徹底的に解説していきます。

特に、どうしてもエントリーシート(ES)で選考に落ちてしまうというような就活生はご覧ください。

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具体的かつシンプルに、相手に伝えたいことを書けば良いと思います。

2つの要素に分けて、エントリーシート(ES)の書き方について記載します。

 

①文章の構成をわかりやすくする

 

同じ文章でも、構成次第で相手への伝わりやすさが変わります。

例えば、「あなたの強みはなんですか?」という質問に対する、下記の2つの回答を見比べてみてください。

 

回答1

 

私はIT系のベンチャー企業で長期インターンをしていました。

そして、誰よりも早く出社し、誰よりも遅くまで働いていました。

インターンではテレアポ件数も営業件数もたくさん獲得し、インターン終盤には、全社の中でも営業成績で一番を取ることができました。

上記のことから、誰よりも頑張って大きな成果を生み出すことができるため、周囲のメンバーに背中を見せながら、事業を推進していけることが私の強みです。

 

回答2

 

私の強みは、周囲のメンバーに背中を見せながら、事業を推進していけることです。

私はIT系のベンチャー企業で長期インターンをしており、インターンではテレアポ件数も営業件数もたくさん獲得し、インターン終盤には、全社の中でも営業成績で一番を取ることができました。

誰よりも早く出社し、誰よりも遅くまで働いていたことが、そのような結果を得られることに繋がったと思います。

上記のことから、私は誰よりも頑張って大きな成果を生み出すことができる人間です。

 

いかがでしょうか?

2つとも書いてある内容は違いますが、文章構成が違います。

人によってそれぞれだと思いますが、回答2の方が印象に残りやすく、伝わりやすいという人が多いと思います。

 

なぜ回答1よりも印象に残りやすいかというと、PREP法というフレームワークに則って記述しているからです。

PREP法とは、Point、Reason、Example、Pointの順に文章を構成することです。

 

PREP法

 

Point   まずはじめに結論を伝える
Reason  結論に至る理由を伝える
Example  理由に至る具体例を伝える
Point   改めて結論を伝えて印象付ける

 

上記の枠組みに則れば、的外れな回答をすることは避けられますので、文章作成が苦手な人は、是非実践してみるとよいかもしれません。

それに加え、出来る限り具体的に事象を伝えるようにしましょう。

 

②文章を出来る限り具体的にする

 

具体的というのは、可能な限り客観的に相手に伝えるということです。

客観的にするための材料として一番効果的なのは、数字です。

 

数字を相手に指し示すことによって、より文章が明確になり相手に伝わりやすくなります。

回答2を、より客観的な文章にしてみます。

 

回答2(改善バージョン)

 

私の強みは、チームのメンバーに数字で結果を示しながら、事業を推進していけることです。

私は100人在籍しているIT系のベンチャー企業で1年間の長期インターンをしており、企業向けに記事広告の販売営業を週5日間フルタイムで行っていました。

インターンではテレアポ件数を月間150件、営業件数を月間30件と平均で獲得し、社内平均であったテレアポ件数月間75件、営業件数月間15件の2倍もの数字を叩き出しました。

また、この成績は社内で1番多く、売り上げも2位と2倍の差を出して、月間平均1,500万円と全社で1位の成績を上げていました。

誰よりも1時間早く出社をし、誰よりも1時間遅く働いていたことが、量をこなしながら質を伴わせ、最終的な数字に繋がったと思います。

上記のことから、私は誰よりも努力をして数字を生み出すことができる人間です。

 

回答2(改善バージョン)の方が、より記憶に残りやすく、インパクトのある文章になったと思います。

とにかく、数字でシンプルに相手に物事を伝えることが、文章を作成する上で重要なポイントになります。

今回のことを意識して、エントリーシート(ES)作成に臨んでみてください。


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